ヘリカルCT

新しいCTを導入いたしました。今までより短時間で精細に描出できるため、重篤な患者さんには無麻酔で撮影することも可能になりました。身体の内部を断層像として撮影し、その後3D画像により診断できる機器です。 試験的に開腹すること無しに体内の状況を確認できます。

麻酔器システム

手術とCT撮影を一つの麻酔器で維持しています。このシステムには術野撮影用ロボットカメラコントロールとMacを備え、OsiriXで画像処理された画像を見ながら手術を行えます。

画像診断モニターデスク

CT撮影・DR・超音波とOsiriXの画像処理ソフトを連動し、撮影から読影までここで処理し診断しています。

電動手術台

電動で手術台を上下、左右の斜位、前後の斜位、ジャックナイフ型に変化させることができ、色々な手術に対応します。また、台はX線を透過するので術中のX線撮影が行えます。

麻酔・人工呼吸ユニット

新生児からコントロールできる麻酔器です。麻酔時人工呼吸には4種類のモードを備え、呼吸様相にあった麻酔維持が行えます。吸入麻酔薬としてセボフルラン、イソフルランを使用しています。モニターは体温から麻酔ガス測定までほとんどのモニターを完備しています。

手術用照明装置 Dräger Polaris 600

今までの照明と異なり色温度を調節することが可能で、 組織の識別、判断、そして様々な手術で要求される状況に対応した照明が可能です。長時間に渡る手順の中で、術者の集中力維持、疲労の低減、眩しさの低減に役立つ暖白色から3段階の冷白色 まで4 種類の色温度が選択できます。細かく調節が可能な照射野直径によりこの手術用照明装置は全てのタイプの手術にすばやく正しい焦点と適切な照明がなされます。 シンクロモードを

麻酔モニター

麻酔時のバイタルサインをモニターします。体温、心拍数、心電図、非観血的血圧、SPO2、ETCO2、呼吸数、麻酔ガス濃度そしてカプノグラフ等を表示します。

半導体レーザーメス

半導体レーザーを使い、出血を最小に抑えた手術切開が行えます。炭酸ガスレーザーと比べ術部に接触しながら切開を行えるので、細かく狭い場所での手術に適しています。

炭酸ガスレーザー装置

炭酸ガスによるレーザーで出血の少ない手術が可能です。また、蒸散により切除不可能な腫瘍を焼き飛ばし消失させる処置も行えます。

超音波乳化吸引および 超音波凝固切開システム(超音波メス)

超音波乳化吸引装置(下)は、腫瘍を超音波で砕いて吸引除去する機器です。超音波凝固切開装置(上)は超音波で組織を切断する機器です。神経や大血管へのダメージは最小のため、癒着解除などの処理に適した機器です。